DAKS スリム万年筆(その2)

昨日に引続きDAKS スリム万年筆の紹介です。
付属品としてインクカートリッジ2本とコンバーターが付属しています。
コンバーターは本体に装着済みです。

リクルート万年筆と同様、コンバーターやカートリッジの口の内側に首軸がすっぽり収まります。

セーラーの標準コンバーターとの比較です。
当然ながらコンバーターも極細です。
ピストンは回転式ではなく、注射器のように単純に押し引きして前後させる仕組みです。

モンテベルデの欧州タイプコンバーターと同じ仕組みですね。

インクカートリッジの比較。
細いですが、長くなっています。
少しでもインク量を確保しようという意図でしょうか。

リクルート万年筆のペン先との比較です。

ハイエースとの比較。


サパックスの背表紙に挿してみました。
丁度良いサイズです。
字幅も極細ですので、手帳に細かな字を書き込むのに都合が良いです。
インクはジェントル ブルーブラックを入れてみました。
程好いフローで擦れや途切れもなく、思ったより書きやすい印象です。
尤も、軸が細過ぎるので長時間の本格的な筆記には向きません。
やはり手帳用と割り切って使ったほうが良いようです。
ところで、見れば見るほど同じセーラー製のシャレーナにそっくりですね。
いつも拝見しているZEAKさんのBlog、私的電脳小物遊戯で一月程前にシャレーナが紹介されていましたが、コンバーターやインクはまったく同じ物のようです。
カタログスペック上のサイズも殆ど一緒、恐らくニブも同サイズだと思われます。
現行のシャレーナは派手な金銀モデルばかりであまり好きではありませんが、DAKSモデルやZEAKさんが入手された旧モデルは悪くないですね。
そのうち自分用にも1本追加するかもしれません。