伊東屋 24時間手帳

今年はスケジュール管理にブルックリンのA5サイズの手帳を使っていますが、作業の記録兼日記用に無印良品の1日1ページダイアリー(A5サイズ)も併用しています。
しかし、流石にA5サイズの厚い手帳を2冊持ち歩くのは辛かったので、2010年版では軽量化を図ることにしました。
スケジュール管理は引き続きブルックリンの手帳ですが、作業記録用の手帳と日記帳は別の物を使い、手帳だけを持ち歩くことにしました。
持ち歩き用の手帳はコンパクトな週刊バーティカルタイプで、できれば時間軸が24時間のものが希望です。
条件に合うものを探しましたが意外と選択肢は少なく、2種類に候補が絞られました。
取り敢えずしばらくは両方使ってみて、実際の使い勝手を評価することにします。

まずは1つ目。伊東屋オリジナルの24時間手帳です。

革カバー付のもありましたが取り敢えずは塩ビ製カバーの安い奴を入手しました。
サイズはカバー込みで縦158mm×横94mm、本体だけなら縦150.5mm×横89mmです。
縦は文庫本より僅かに大きく、横は17mm程小さいサイズになります。

小口はいまどき珍しい金張りです。非常に薄い用紙が使用されていて、本体の厚さは約7mmに抑えられています。
本体のみの重量は81.9g、カバー込みで110g、付属の電話帳や便覧まで加えても122gです。

ページの開きは良好で、どの位置でも180度楽に開きます。
赤と青、2本の栞紐が付いています。

前述の通り、別冊の電話帳と便覧(六輝早見表)が付属しています。

続いて、紙面レイアウトです。

まず最初に2010年と2011年のカレンダー。

続いて見開き1ヶ月の月間スケジュール。いまどき珍しい日曜始まりです。期間は2009年12月〜2011年3月の16ヶ月分。
クラシカルな外見の割りに、曜日や祝日表記はすべて英語で、漢字は一切使用されていません。

メインの週刊バーディカル。こちらも日曜始まりです。
見開き1週間+メモ欄が1列、時間軸は0時〜24時の24時間で30分単位の目盛りもあります。
期間は2009年11月最終週(11月29日)〜2011年1月第2週(1月8日)の58週間。
月間ブロックと同様、表記は英語のみ。祝日も英語表記です。
カレンダー等は無く、余白も少なめで筆記スペースを最大限確保する努力が見られます。
1時間分の記入スペースは、高さ約5mm、幅約18mm。(下線をはみ出してギリギリまで使えば19mm)
30分単位の目盛りはありますが、実際に1時間の幅に2行書き込むにはかなり小さい字でないと厳しそうです。

最後にメモが24ページ。罫線は6mm幅です。

付属の電話帳は1件1行のコンパクトなもの。見開き2ページで21件、全14ページ(147件分)です。

ポケットサイズに24時間の時間軸を押し込んでいるので記入スペースはかなり厳しいものがあります。
24時間バーティカルとしてはギリギリのサイズでしょう。
どの程度実用に足るのか、実際に使ってみて確認したいと思います。
ちょっと気になるのが、週の開始が日曜なので月曜始まりのスケジュール帳との併用で混乱しないかという点です。
時間軸も、0時開始なのは判りやすくはあるのですが、夜型で深夜まで行動しているので4時〜6時くらいの時間で区切れたほうが使い易いかもしれません。
この点も実際に使ってみて判断したいと思います。