セネター Surfer "Mobile Phone" 万年筆
またしても安物透明軸鉄ペン、今回はドイツ セネター社の万年筆です。
http://www.senator-pen.com/
透明軸ベースですが、キャップと胴軸にメタリック塗装が施されています。
胴軸やキャップの塗装は携帯電話のボタンがモチーフです。
キャップは勘合式です。
クリップの付け根にはセネターのロゴ。
ニブはステンレス製です。
セネターはシュミットからニブの供給を受けていますのでこれもシュミット製と思われますが、シュミット製にしては珍しく供給先のロゴが刻印されています。
字幅の刻印はニブのサイドに施されています。
これも珍しいパターンですね。
付属の純正カートリッジは一般的なヨーロッパタイプです。
ペリカンのロングカートリッジが使えそうでしたので試してみることにしました。
予想通り、ロングカートリッジがぴったり収まるサイズでした。
胴軸内に突起があり、カートリッジのお尻をしっかり押さえてくれます。
ペリカンやラミーの低価格万年筆と同様、胴軸にカートリッジを差し込んでそのまま首軸を捻じ込むとカートリッジがきっちりとセットされるようになっています。
胴軸は塗装が施されていますが、首軸はなかなか良い透けっぷりです。
ペン芯やニブの根元まで透けていて、インクが行き渡る様子が良く見えます。
多少見栄えがするようにターコイズを入れてみました。
かなり硬いニブですが、書き味は無難に滑らかです。
筆跡は舶来のMにしてはやや細めでした。