リアルVGA化

W-ZERO3[es]の液晶ディスプレイはハード的にはVGA(480*640)なのだが、デフォルトではQVGAサイズの拡大表示となっている。
勿体無いのでリアルVGA化して表示される情報量を増やしてみよう。
手順はW-ZERO3 ツールMEMOさんの記事が参考になる。
但し上記の記事は初代W-ZERO3(003SH)向けなのでW-ZERO3[es]ではそのまま適用することは出来ない。

  1. ozVGAの導入
    ozVGAのWM5対応版を入手し、前述の記事通りインストールを行う。
    フォント設定は個人的趣味によりリアルVGAでもQVGAと同じサイズのままとしておく。
    個別のアプリ毎に最適なフォントとサイズを後ほど設定することにする。
  2. リアルVGA用MUIのインストール
    なんでも日記 さんで配布されているW-ZERO3[es]用のコントロールパネルMUIをインストール。
    同様にYC-SOFTさんで配布されているバーコードリーダー配置修正MUIをインストール。
  3. VGA対応SIPのインストール
    リアルVGA化するとデフォルトのSIP(入力パネル)が使用できなくなるので、VGA対応のSIPをインストールする。
    KOTETU’s Hatenaさんで公開されているHappyTappingKeyboardVGA LargeKeyboardが定番。
    あるデザイナーの雑記★2.0.2 ...さんが綺麗なスキンを公開されているのでセットで導入。



デフォルト以外のSIPを使用する場合、Pocketの手でプリインストールのSIPを全てOFFにしそれ以外のSIPを標準SIPに設定すると、ソフトリセット時にフリーズしフォーマットを余儀なくされる。
標準SIPの変更はレジストリを書き換えるのではなくPQzIIやW003UPP等の常駐ソフトで設定すべし。
リアルVGA化前後のプログラム画面の比較。
 
GSFinder+の一覧性も著しく向上。SIPHTKを使用。
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リアルVGA化後に気付いた不具合が1点。
Todayメニューでボリュームコントロールのアイコンが表示されない。
ハードキーによる音量調節は可能。また、時計表示のやや左側の微妙な位置をタップするとボリュームコントロールがポップアップする。
どうやら他のアイコンと重なっているようだ。
ozVGAと同梱のファイルの一部が007SHに対応していないものと思われる。
(004SHでも同様の報告あり。004SHと007SHのOSは同バージョンだが003SHとは異なる模様)