RealVGA化

W-ZERO3[es]のディスプレイ解像度はVGA(640*480)ですが、Today画面を初めとして多くの画面ではハーフVGA(320+240)の解像度になっています。
昨日紹介したGSFinder+ for W-ZERO3のように、RealVGAに対応したソフトでは本来の解像度が活かせますが、その場合でもタスクバーやステータスバーは低解像度で太く表示されます。
日頃Advanced W-ZERO3[es]のワイド画面に慣れているとタスクバーやステータスバーが非常に邪魔に感じてしまいます。
以前にもやりましたが、RealVGA化してタスクバーとステータスバーを細く、更にどんなソフトでも強制的に高解像度で表示してしまいましょう。
以前に紹介した手順よりも設定が楽になるパッケージが配布されていますので活用します。
いつもお世話になっているW-ZERO3 ツールMEMOさんからの情報です。
2006-09-27(木)の "Axim X51v(WM5 AKU 2.3.1)用RealVGA化リソース&OzVGA、W-ZERO3[es]/WS004SHでも使えそう? - W-ZERO3 ツールMEMO" を参考にさせて頂きました。

  1. 502 Bad Gateway の2番目の記事内のリンクから "SdkCerts.cab" を入手しインストールします。インストール先は本体を選びます。
  2. 同じ記事内のリンクから "ozVGA.x51v_A12EN.CAB" を入手したいのですが、既にファイルが消えているようですので同じファイルを ダウンロード - Axim @Wiki - アットウィキ より入手してインストールします。
    インストール先は任意ですが、本体にインストールしたほうが便利でしょう。
  3. ozVGAを起動し、"Settings..."でフォントサイズやスクロールバーの太さ等を設定します。
    私はフォントサイズはハーフVGA時と同サイズ、スクロールーバーは若干太めに設定しました。
      
  4. OKキーを押下し前画面に戻り、"Apply&Reset"で設定を保存します。
  5. リセット後、再度ozVGAを起動し、"ozVGA!"ボタンを押します。
    再びリセットされ、再起動後はRealVGA環境になります。
  6. RealVGA環境ではコントロールパネルの一部(設定>電話)が正しく表示されませんので、RealVGA対応のMUAをインストールします。
    danceinthemoodの競馬予想ブログ さん作成のMUIを利用させて頂きました。配布ページは http://academic.meganebu.com/~adgroove/ です。


RealVGA化後の表示です。
タスクバーやステータスバー、アプリのメニューバーやアイコン等も細くなり広々とした画面になりました。
また、副次的な効果としてプログラム実行用メモリの空きが増えています。(擬似ハーフVGA化のためのレンダリング処理が不要になるため)
起動直後の空き領域が23.60MBから27.89MBに増えました。