蟲師 9巻
ほぼ一年ぶりの新刊です。
5話収録です。ネタバレにならない程度に簡潔に紹介を。
- 残り紅
- 昼と夜の境、夕暮れ時を舞台にしたお話。ありがちなネタですが蟲師らしいまとめ方で終わっています。
- 風巻立つ
- 口笛で蟲を操る少年と、蟲に深く関わる者としてそれを諌めるギンコ。
常連キャラクター中唯一のボケ役、化野先生がいい味出してます。 - 壷天の星
- 井戸の底の異世界に囚われた少女の物語。いつに無くギンコが仕事熱心なのが印象に残りました。
- 水碧む
- モチーフは「旅をする沼」と似通っていますが、結末は対照的です。
家族に捨てられた少女が幸福な結末を迎えたのに対し、母に愛された少年の最期は… - 草の茵
- 「草を踏む音」の後日談。若き日のギンコが、この世界をあるがままに受け入れ、蟲との共存を図るに至った契機となった事件が描かれています。
今回は狩房家と「禁種の蟲」、薬袋家に関する話は無しでした。
そろそろ続きが読みたい気もします。
- 作者: 漆原友紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/22
- メディア: コミック
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