SmallMenu 設定編 〜スタートメニュー置換その2〜

昨日に引き続きSmallMenuの紹介です。
オプション設定項目を一通りチェックしてみます。

PocketPCのリセット時に起動する
バイスの再起動時にSmallMenuを自動起動します。
他のスタートアップ処理が一通り終わってから起動するよう、遅延時間が指定できます。
タスクリストでウィンドウアイコンの代わりにファイルアイコンを表示する
ウィンドウアイコンとファイルアイコンが異なる場合にどちらを使用するか指定できます。あまり変更するメリットはなさそうです。
隠しタスクの追加と削除
タスクリストに表示させないタスクを指定できます。
常時起動していて終了させる必要の無い常駐ソフト等があれば、うっかり終了させてしまわないように隠しタスクに指定しておいたほうがよいでしょう。
プログラムリストを以下に置く
プログラムリストに "\Windows\スタートメニュー\プログラム" 以外のフォルダを表示させたいときに指定します。

スタートボタンを利用
スターとボタンをタップするとSmallMenuが表示されます。
このオプションを外す場合は別のランチャーから起動したり、キーカスタマイズでハードキーにSmallMenuを割り当てて使用することになります。
パスワード画面でボタンを隠す
このオプションの効果はよく判りませんでした。
スタートボタンのスキンを指定する
スタートボタンの画像を変更できます
各タスクに閉じるボタンを表示
タスクリスト上で各タスクの表示列毎に「×」ボタンが表示され、タスクの終了が可能です。
指定数を超えたタスクを自動クローズ
起動するタスクの上限数を指定できます。
メニュー項目の変更
表示されるメニュー項目を選択します。


メニュー項目の変更画面です。

いくつかの項目は「メインメニューに展開」が指定できます。
ONに設定するとSmallMenuの第1階層のメニューに表示内容が展開されます。
OFFの場合はメニュータイトルだけが1行で表示され、実際のリストはサブメニュー表示になります。
メインメニューに展開する場合は最大展開数を指定可能です。
指定した最大数を超えた場合や表示が画面に収まりきらない場合は "More" 表示となりサブメニュー化されます。

バッテリー表示に関する設定。
WindowsMobile5.xや6.xではSmallMenuのバッテリモニタ機能を使うメリットはあまり感じません。

アニメーションさせる
サブメニュー表示時のアニメーション設定です。
軽快さを重視するのであればアニメーションOFFが良いでしょう。
尤も、アニメーションONでも殆どストレスは感じません。
サブメニューの位置を指定する
サブメニューの表示位置を指定できますが、デフォルト設定で特に問題はなさそうです。


SmallMenuはフリーウェアですが、「プラス」タブの設定を有効にした状態ではSmallMenuPlusとなりシェアウェア扱いになります。
送金後のキー登録や「プラス」機能のON/OFFは「登録」ボタンから設定可能です。
インストール直後は「プラス」機能がONに設定されていますので送金せず使い続ける場合は設定変更が必要です。
さて、昨日挙げた問題点の一つ、 "\Windows\スタートメニュー" 直下のショートカットが起動できない問題点ですが、以下の設定で回避できます。

  • 「一般」タブの「プログラムリストを以下に置く」で "\Windows\スタートメニュー" を指定するとスタートメニュー直下のショートカットが起動可能になります。
  • 「プラス」タブの「メニュー項目の変更」で「プログラム」をメインメニューに展開すると、"\Windows\スタートメニュー" 直下のショートカットはメインメニューに表示されるのでアクセスがより容易になります。
    "\Windows\スタートメニュー\プログラム" 以下はサブメニューから起動できます。

SmallMenuは元々PocketPC向けのソフトですが現在もメンテナンスが継続されておりWindowsMobileへの対応も問題ありません。
シンプルで軽快な、使い勝手の良いランチャーですね。