ほぼほぼ日の紙質

「ほぼほぼ日」こと無印良品 ダイアリースケジュールですが、2008年版は紙質の悪さでも有名でした。
2009年版でもあまり改善は期待していませんでしたが一応試筆して確認してみました。
確認ポイントは万年筆やローラーボール等の水性インクやゲルインクでの滲みと裏抜けの状況です。


結論から言うと、2008年版から殆ど改善は見られませんでした。
万年筆は古典ブルーブラックも含めて全滅。激しく裏抜けします。
ローラーボールも万年筆同様。太字・細字に関わらず盛大に抜けてしまいます。
ゲルインクボールペンは微妙なところで、フローの良い中字や太字は若干抜けますが極細やフロー控えめなリフィルは大丈夫でした。
ゼブラのシャーボX用のゲルインクリフィルやPILOTのフリクションボールは殆ど抜けず、滲みもありませんでした。


取り敢えず現時点では、万年筆やローラーボールで書き込むのはやめておいた方が良いと言う結論です。
但し、セーラー極黒やプラチナカーボン、製図用のドローイングペンなどの顔料系インクは試してみる価値があると思いますので、機会を見て試筆してみようと思います。