懐かしのPalmデバイス(その2)

先日紹介したPalmVxですっかりPalmにハマってしまい、2台目に買ったのがこれ。

SONYCLIEシリーズ第1作、PEG-S500C、通称「カラクリ」です。
SonyStyleで予約して発売初日に入手した記憶があります。
基本的なスペックは本家Palm製の同世代機と大差ありませんが、モノクロのPalmVx並みのサイズでカラーを実現したのが画期的でした。
(当時のカラー機、PalmIIIcは一回り大きく、厚かった)

予約受付開始時はアクセス集中でサーバが落ちるほどの人気でしたが、発売後は酷評に曝されます。
期待のカラー液晶が、半反射式+バックライトという微妙な仕様で、明るいところでも薄暗いところでも一様に見辛いという致命的な欠点がありました。
厚さを犠牲にして完全反射式+フロントライトだったら、視認性がかなり上がったのでしょうが…
とは言え、カラー故のメリットは色々とあったので個人的には愛用していました。
これもバッテリーが完全に死んでいて、起動できませんでした。近々お別れの予定です。