3月の万年筆&インク

毎月万年筆とインクの組み合わせを変えて美篶堂のノートとの相性を調べる試み、3月はこの組み合わせです。

そろそろ菫が咲く時期ですので、インクはペリカンのバイオレットを選びました。
万年筆は純正の組み合わせでM205デモンストレーターです。
クリーム色の帳簿用紙と紫のインクは補色関係になりますので非常に映えます。
このインクは裏抜けしやすくミドリのMD用紙などは軽く抜けてしまうのですが、帳簿用紙では殆ど裏抜けは発生していません。
長原氏に調整して貰ったフロー多目のペンで書いているにも関わらず裏抜けが無いのは流石です。
これまで試した色彩雫の松露やモンテグラッパターコイズでは筆跡の滲みが気になりましたが、それらに比べると滲みも少ないようです。
手の汗で湿った箇所で若干滲む程度でした。
このノートは5mm方眼ですが、ペリカンのEFでは線が太くなってしまい、辛うじて5mm角に収まる字のサイズになります。
6mmや7mm幅の罫線ならかなり余裕がありそうですが、5mm方眼に書くにはやはり国産の細字の方が適していますね。

[rakuten:pen-king:10004111:detail]