KeyLockSuspenderでバッテリー節約

W-ZERO3等のスマートフォンは、一般の携帯電話に比べてバッテリーの消費が激しい傾向があります。
バッテリー節約のためにはこまめなバックライト消灯や画面OFF、サスペンドが有効です。
そのため、システム設定の "バックライト" や "パワーマネージメント" でバックライト消灯やサスペンドまでの待ち時間を短く設定しておきたいところです。
しかし、あまり短く設定してしまうと、ちょっと操作の手を休めただけでバックライトが消灯したりサスペンドしてしまうこともあり、使い勝手が悪くなってしまいます。
このジレンマを解消してくれるのがKeyLockSuspenderです。
KeyLockSuspenderはキーロックスイッチと連動して画面のON/OFFを行うソフトウェアです。
システム設定ではバックライト消灯までの待ち時間を余裕を持って長く設定しておき、操作が終わればすぐにキーロックを行ってKeyLockSuspenderの機能で画面をOFFにすれば、操作性の維持とバッテリーの節約を両立できます。
配布元はこちらです。
入手したアーカイブファイルを展開し、実行ファイル(lock2suspend.exe)を任意のフォルダに置きます。
常駐ソフトなので外部メモリーカードではなく本体に置いた方が安全です。
私は "\Program Files\KeyLockSuspender" というフォルダを作成し、そこに置きました。

まずは実行ファイルをダブルタップして起動してみましょう。
一見、特に何も起こりませんが、プログラムが常駐している筈です。
キーロックスイッチを操作してみましょう。
キーロックで画面OFF、ロック解除で画面ONになれば動作確認OKです。
再度プログラムを起動すると「常駐解除します」というメッセージが表示され、プログラムを終了して常駐を解除します。
動作確認が終わったら、自動起動の設定を行っておきましょう。

  1. GsFinder等で実行ファイルをタップ&ホールドしてメニューを開き、 "ショートカットの作成" を選択します。
  2. 作成したショートカットのプロパティを開き、必要に応じてパラメーターを追加します。
    /suspend を指定すれば画面OFFの代わりにサスペンド、/lightoff 指定で画面はONにしたままバックライトだけが消えるようになります。
    他にも色々なパラメータが指定可能ですので配布パッケージに含まれるreadme.txtをご覧ください。
  3. 私は /suspend と /disconnect を指定しました。
    キーロックと同時にモデム接続を切断してサスペンドしますので、デフォルトの画面OFFより更にバッテリー節約になります。
  4. 作成したパラメータ付のショートカットをスタートアップフォルダ "\Windows\スタートアップ" に移動(又はコピー)します。
    これでデバイスの起動と同時にKeyLockSuspenderの常駐が開始されます。
      

バッテリー節約だけでなく誤操作防止の観点からもこまめなキーロックをお勧めします。
最後になりましたが、便利なツールを公開していただいたmozurinさんにお礼を申し上げます。