セーラー 透明プロフェッショナルギアスリム

最近パイロットのカスタム74透明軸が結構売れているようですが、国産の透明軸万年筆といえば忘れてはいけないのがセーラーの透明プロフィット21です。
セーラーの主力モデル、プロフィット21の軸色を透明に変更したものですが、実は私はあまり好きなモデルではありません。
透けペン好きを公言する私ですが、透明軸に金メッキの金具の組み合わせはどうも好きになれません。
また、どちらかと言えばプロフィットよりもシャープな印象のプロフェッショナルギアの方が好みに合っています。
という訳で透明プロフィット21には手を出さずにいたのですが…

プロフェッショナルギアスリムの透明軸銀トリムを発見。これなら文句ありません。
愛媛県松山市の文具店、報画堂さんのオリジナル別注モデルですが、オークションで新古品を安く手に入れました。
実はかなり前に入手していたのですが、使う機会が無く仕舞い込んでいました。
先日、手頃なペンケースが準備できたので引っ張り出してきました。

軸色以外は通常品と同じですのでインク供給はカートリッジ・コンバーター両用式です。
コンバーターは付属しておらず、インクカートリッジが2本付属していました。
2本入りのカートリッジ袋はあまり目にしませんね…

とは言え、やはり透明軸にはコンバーターを入れないと様になりません。
カスタム74透明軸+CON-70ほどの一体感はありませんが、クリップやキャップリングの銀色とコンバーターの金具の色がマッチして悪くない雰囲気です。

インナーキャップも透明なパーツが使用されています。
透明プロフィット21と同様、樹脂製パーツはほぼ全て透明なものが使用されています。
ライバル(?)のカスタム74透明軸が一部にスモークのパーツを使用してデザイン上のアクセントとしていたのとは対照的です。

透明度の高い樹脂パーツと銀色の金具が相俟って非常に涼しげな印象を受けます。
(続くかも)
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