ゲームボーイミクロ
最近電車内でNintendo DS LiteやPSPで遊ぶサラリーマンもすっかり一般的になりました。
私は座れるときには専ら読書ですが、立っているときにはゲームをやることが多いです。
しかし、立ったまま遊ぶにはDSやPSPはちょっと大き過ぎます。
そんなときにはこれ、ゲームボーイミクロ。
DSの陰に隠れて存在感が薄くなってしまいましたが、カートリッジ式の汎用携帯ゲーム機としては最小クラスでソフト資産も豊富な名機です。
ゲームボーイアドバンス用のカートリッジが使用できます。
DS Liteとの比較すると良く判りますが、フットプリント・厚さ共に非常にコンパクトです。
表面にはボタンが二つと十字キー、マイク。
前面にはSTART・SELECTの2つのボタンとスライド式の電源スイッチ、イヤホン端子、そしてGBAスロット。
START・SELECTボタンはバッテリーインジケーターも兼ねています。
電源投入時に青く点灯すればバッテリー残量OKです。
残量が低下すると赤く点灯します。
右側面にはボリュームコントローラー兼バックライトコントローラー、ストラップホール。
上面にはLボタン、Rボタン、充電端子。
充電端子は通信端子も兼ねています。GBマイクロ同士の通信はもちろん、GBAとの通信も可能です。
但し、コネクタの形状がGBAとは異なるため専用のケーブルが必要です。
左側面にはフェイスプレート取外し用のピンホールが2つ。
発売当初の計画では様々な交換用フェイスプレートが発売される予定だったのですが、結局発売されることはありませんでした。
DS登場により戦略的価値を失い短命に終わってしまった機種ですが、ゲームボーイシリーズの最終モデルであり非常に高い完成度の製品です。
金属パーツを多用した質感の高いボディ、大人が所有しても違和感の無いシンプルなデザイン、そして豊富なゲームボーイアドバンスのソフト資産を考えると、まだまだ十分に現役で遊べる機種だと思います。
十字キーとLボタンだけで操作可能なパズルゲーム等、明らかに電車の中で片手で操作することを想定したソフトもあり、通勤のお供には欠かせない存在になっています。
既に生産が終了しているのでこれから入手するとしたら流通在庫か中古品のみですが、流通在庫の新品が定価の半額程度で出回っていますのでなかなかお買い得感があるのではないでしょうか。
特に、懐ゲー愛好家にはお勧めです。
- 作者: 未定
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2005/09/13
- メディア: Video Game
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