勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: 単行本
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前回紹介した読書進化論よりは読み応えがありました。
顧客あたり単価、顧客あたり獲得コスト、顧客あたり原価、顧客数の4つの指標に着目して利益を最大化するための方法論が述べられています。
- 第1章 なぜ、利益の概念が必要なのか
- 第2章 利益はどう計算するのか―慣れればカロリー計算のようなもの
- 第3章 利益を上げる方程式の解き方
- 第4章 原則1 どうやって顧客単価を上げるのか
- 第5章 原則2 どうやって顧客獲得コストを下げるのか
- 第6章 原則3 どうやって顧客原価を下げるのか
- 第7章 原則4 どうやって顧客数を伸ばすのか
- 第8章 明日からできる行動習慣―利益の増やし方をどうやって身につけていくか
あまり目新しさはありませんが、内容は至極尤もなことばかりです。
目先の売り上げや規模拡大に惑わされず、最終的な利益の最大化を常に意識することの重要性を再認識。
ちなみにタイトルで掲げられている「粉もの屋」についてはごく僅かしか触れられていません。
奇抜なタイトルで注目を集めて売り上げを伸ばす戦略は理解できますが、個人的にはあまり好きなやり方ではないです…