ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法
ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法
- 作者: Ben Fry,増井俊之(監訳),加藤慶彦
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 大型本
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Processingの概要、データ収集手法、様々な視覚化手段、対話的な情報視覚化手法等について、豊富な実例を交えながら解説されています。
- 日本語版に寄せて
- 監訳者まえがき
- まえがき
- 1章 情報視覚化の7ステップ
- 1.1 データ表示には計画が必要
- 1.2 プロセスの適用事例
- 1.3 反復と協同
- 1.4 基本原則
- 1.5 さて次は
- 2章 Processing入門
- 2.1 Processingでスケッチする
- 2.2 成果物のエクスポートと配布
- 2.3 サンプルプログラムとリファレンス
- 2.4 メソッド
- 2.5 スケッチとスクリプト
- 2.6 ではいよいよ
- 3章 マッピング
- 3.1 地図を描く
- 3.2 地図上の位置
- 3.3 地図上のデータ
- 3.4 独自のデータを使う
- 3.5 次のステップは
- 4章 時系列
- 5章 関連と相関
- 6章 散布図
- 7章 木構造、階層、再帰
- 8章 ネットワークとグラフ
- 8.1 簡単なグラフの例
- 8.2 複雑なグラフを描く
- 8.3 ネットワーク表現再考
- 8.4 高度なグラフの例
- 8.5 さらなる情報のマイニング
- 9章 データ収集
- 9.1 どこにデータを探すか
- 9.2 インターネットからデータ収集するためのツール
- 9.3 Processingで使うファイルの場所
- 9.4 テキストデータをロードする
- 9.5 ファイルとフォルダを扱う
- 9.6 フォルダ中のファイルをリストする
- 9.7 イメージを非同期でダウンロードする
- 9.8 Javaとの橋渡しとしてopenStream( )を使う
- 9.9 バイト配列を処理する
- 9.10 高度なWebテクニック
- 9.11 データベースを使う
- 9.12 多数のファイルを処理する
- 10章 データ解析
- 11章 Javaとの統合
- 付録A ActionScriptによる情報視覚化
- 付録B 参考文献
- 索引
単なるデータ分析にとどまらず、一歩踏み込んで「データをどう見せるか」ということに重きが置かれています。
実現手段としてのProcessingも興味深いプラットフォームですが、情報視覚化の考え方自体が非常に参考になりました。
監訳の増井俊之氏といえばPalm用の予測変換日本語入力ソフト、POBoxの作者ですね。
POBoxには大変お世話になった記憶があります。
最近はAppleでiPhoneの日本語入力システムを手がけられていると聞いていましたが、相変わらずの多才振りです。