LAMY studio ブルー 丸善福袋限定仕様

1月2日の丸善の初売りで、福袋に入っていた万年筆です。

箱はお馴染みのLAMYの紙箱。

中身はペン本体、ブルーのカートリッジ、保証書兼説明書。
本体にはコンバーターが装着されています。

金属軸にマットブルー塗装の美しいペンです。

プロペラ型のクリップ。機能性とデザイン性を兼ね備えた、studioの最大の特徴です。
但し、横方向の力で動きやすく、キャップとクリップが擦れて傷が付き易いという話も聞きます。
丁寧に扱いたいですね。

キャップを取ってみました。ネジ山のない嵌合式です。
首軸もステンレス製で、かなり重量感があります。

キャップを尻軸に嵌める際にも、しっかりとしたクリック感を伴って嵌合します。
尻軸の金具とキャップの内側の突起がしっかりと噛み合っているようです。
筆記時にぐらつくことが無く、安定しています。

ペン本体にはコンバーターが装着されています。
口の部分の形状はサファリ・アルスター用と同一ですが、固定用の突起がありません。
透明軸のサファリに入れると、標準の赤ノブのコンバーターとは違った落ち着いた雰囲気になりそうです。

studio ブルーは通常ステンレスニブが装着されていますが、これは限定仕様の14Kニブ。プラチナコートのバイカラー装飾が施されています。
studio ロジウムコートやルビーブラック等の高価格のモデルで使用されているのと同じ物ですね。
形状はステンレスニブと同じです。

ペン芯はフィンの無いシンプルな形状。他のLAMY製品と同じ物です。
ニブはペン芯にがっちりと嵌め込まれた形状をしています。
通常版のステンレスニブでは、この形状と固いニブの素材が相俟って、非常にかっちりとした書き味になっていました。
高筆圧にも耐えられ、複写用紙への筆記にも使える程です。
この14Kニブも全く同じ形状ですので、同様に固い書き味かと思いきや、予想に反してかなりソフトな感触です。
軽く筆圧をかけると明らかにニブの先端がしなり、切り割がしっかりと開きます。
鉄ペンとは全く異なった書き味です。なかなか心地良く、LAMYのペンに対する認識を改めさせられました。
CP1 プラチナコート等、同じニブを使っている他のペンも欲しくなってしまいそうです(^^;