キリン鉛筆 BLACK PAL

鉛筆ネタが続きます。今日は真っ黒な鉛筆。

キリン鉛筆のBLACK PAL/HB鉛筆丸(消しゴム付)です。軸の塗装や金具、消しゴムに加え、軸の中まで黒く染められています。
以前紹介したGONGJANGの鉛筆とよく似ています。
芯硬度はHB、書き味や筆跡の濃さは至って普通の安物国産鉛筆レベル。

GONGJANGの鉛筆と並べてみました。手前がキリン鉛筆、奥がGONGJANGです。
キリン鉛筆のほうが若干短いですね。

黒鉛筆と言えば忘れてはいけないのがファーバーカステルパーフェクトペンシル 9000 ブラックです。
3本並べての比較です。左から順に、キリン鉛筆、GONGJANG、ファーバーカステルです。
塗装の厚さは カステル>GONGJANG>キリン の順で、キリン鉛筆は木目がはっきり分かる控えめな塗装です。
ファーバーカステルは艶消しの美しい塗装で木目は全く見えず、GONGJANGは中途半端な厚さの塗装で木目を隠そうとして隠しきれていないと言う印象です。
軸の染め具合は、黒い順に カステル>キリン>GONGJANG で、GONGJANGは黒というより濃いグレーに見えます。

反対側、消しゴム部分の比較です。並びは同じく左からキリン、GONGJANG、カステル。
カステルの金具は鈍い金属光沢があり高級感がありますが、他の2本はベタな塗装です。
GONGJANGは金具が歪んでいて綺麗な円形になっていませんが、キリンの場合は歪みは無さそうです。
見た目の質感で言えば、 カステル>キリン>GONGJANG の順でしょうか。
ちなみに消しゴムとしての性能は、ちょっと試した限りでは キリン≧カステル>GONGJANG のようです。
購入価格は1本84円。GONGJANGの黒鉛筆よりはリーズナブルですし、入手性も高いので、使い勝手は良さそうです。