懐かしのPalmデバイス(その4)

しつこく続くPalmシリーズ、そろそろ打ち止めも近付いてきました。
今回はPEG-T600C、第2世代のPEG-N7xx系とは一線を画す薄型ボディの機種です。

音楽再生機能等は省かれたものの、金属ケース採用による薄型化、FM音源搭載、コネクタ精度の改善等、地味ながら使い勝手の向上が図られた完成度の高い機種です。
これ以降の機種ではハードキー(QWERTYキー)搭載などの独自拡張が加速していきます。
PalmS4世代のベーシックなストレートスタイルの機種としては、このT600C(とその派生機)が数少ない選択肢となりました。
当時は「PalmQWERTYキーは要らない」と頑なに拘ってPEG-NX系やPEG-NZ系には一切手を出さなかったので、結果的に約3年間これを使い続けることになりました。
そのため、個人的な思い入れが非常に強い機種です。