懐かしのPalmデバイス(その5)

しつこく続いたこのネタもこれにて最終回です。

PEG-TH55CLIE最後のストレート型機種。
PalmOS5.2、ストレート型では最初で最後のハーフVGAワイドハイレゾ液晶(320x480)、無線LAN、32万画素カメラ搭載。
まさにCLIEの集大成と呼べる、完成度の高いモデルでした。PIM用途であれば今でも十分現役で使えるスペックです。
しかし…

落下による晶破損で無念のリタイア。私が所有してきたPalmバイスで唯一故障で退役した機体です。
修理は可能でしたが、修理費の見積もりを見て断念しました。
壊れたのが既にウィルコムW-ZERO3シリーズが世に出た後でしたので、故障を契機に乗り換えることになりました。


最近はQWERTYキー装備のスマートフォンばかり弄っていますが、古い機械を久々に眺めていると以前はキーボード無しのCLIEでも十分満足していたことを思い出しました。
キーボードがないことや液晶解像度が低いことを理由にiPhoneを敬遠していますが、同じくキーボード無しでハーフVGA液晶のTH55でも十分役に立っていました。
実はTH55iPhoneはサイズも殆ど一緒だったりします。そろそろ本気でiPhoneへの乗換えを考えてみようと思います。
(しかし、iPhone買ったら何となく負けのような気がする。何故だろう…)