ヴァルドマンのコンバーター

フロリダブルーのボトルインクと一緒に買ったヴァルドマンのコンバーターですが、私はヴァルドマンの万年筆は1本も持っていません。
しかし、今回はこのコンバーターを敢えて指名買いしました。

ヴァルドマンのコンバーターは、仕様としては一般的なヨーロッパタイプと互換性があります。
写真左がヴァルドマン、右が同じヨーロッパタイプのロットリングコンバーターです。
ロットリングは先端部に金属のパーツが使われていますが、ヴァルドマンは樹脂になっています。
ロットリングに限らず、大半のヨーロッパタイプのコンバーターは先端部に金属部品が使われていて、ヴァルドマンは例外的な存在と言えます。

このコンバーターを入れるのが、ロムスの万年筆やインクローラーです。
以前にも紹介しましたが、安物ですがなかなか書きやすいペンです。
ロムスの万年筆やインクローラーには、首軸にインクビューの丸い穴が空いています。

ロットリングコンバーターを装着したところです。
インクビューの位置にコンバーターの金属パーツが来てしまい、インク残量が確認出来ません。
軸が透明ですのでひっくり返せば残量確認はできるのですが、せっかくのインクビューが意味を成さないのはちょっと寂しいです。

そこで登場するのが先端部に金属パーツを使っていないヴァルドマンのコンバーターです。
これならインクビューからインク残量をきちんと確認できます。
ちなみに、ロムス純正のコンバーターも樹脂製ですのでインク残量確認には問題ありません。
しかし、入手性が悪いのと、ピストンノブが青い樹脂で安っぽい雰囲気なので好きになれず、ヴァルドマンで代用することにしました。
非純正品ですので相性が不安でしたが、最初の取り付けは固いものの、インク漏れ等のトラブルも無く、問題なく使えています。

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