定本 ラヴクラフト全集 第4巻 小説編IV

偉大なる怪奇小説作家H.P.ラヴクラフトの全作品集の第4巻、1927年から1928年までの小説が収められています。

目次

ラヴクラフト自信が最高傑作と評した「異次元の色彩」と、クトゥルフ神話の代表作「ダンウィッチの怪」が収められています。
この巻は作家として脂の乗った時期の作品が集められており、読み応えのある一冊です。
「『死霊秘法』釈義」は彼が創作した架空の魔道書「ネクロノミコン」の歴史をでっち上げたもの。
ラヴクラフト神話の端々に登場する「ネクロノミコン」を実在の書物と思い込んだ読者たちをからかう為の悪ふざけですが、HPL一流のユーモアが読み取れます。