ぺんてる ビクーニャ & Sliccies S+2


昨日のエントリーで書いたぺんてるの低粘性インク油性ボールペン「ビクーニャ」が正式に発表されました。

「競合他社製品の1/5以下のインキ粘度」を謳っていますが、競合他社製品とはやはり三菱鉛筆のJETSTREAMでしょうか。
世界一の滑らかさとはどの程度のものなのか、楽しみです。
一方で、0.5mmボール径の極細がラインナップされていないこと、ラバーグリップ、主張の強すぎるデザイン等は残念な点です。
0.5mm径の低粘性油性インクボールペンは未だにJETSTREAMだけですので、後発陣にはもっと頑張って欲しいところです。

もう一つ、こちらもSTYLE-FITやHI-TEC-Cコレトの後を追うようにSlicciesもようやくシャープペンシルに対応しました。
しかし、どうやらシャープペンシル内蔵の専用の軸が用意されており、先行2製品のような独立したシャープペンシルリフィルではないようですね。
シャープペンシルリフィルを複数セットしたり、位置を変えたりといったことは出来ないようです。
実用性はともかく、先行他社製品で出来ていることが後発製品で出来ないと言うのはそれだけで見劣りしますし、既存の軸ではシャープペンシルが使えないというのもユーザーの立場からは残念なことです。
元々Slicciesは競合製品と比較して明確なアドバンテージが見出せない状況でしたが、新製品でも競合との差はさほど縮まらなさそうです。
ビクーニャは楽しみな製品ですが、Sliccies S+2のほうはちょっと残念です。