ビジネスマンのための「発見力」養成講座


小宮一慶


最近売れてるようなので読んでみました。
本屋のビジネス書コーナーで平積みにされていますね。

  • はじめに
    • 発見力=ものが見える力
  • 第1章 見えているようで、何も見えていない
  • 第2章 関心と仮説でものが見える
  • 第3章 たとえば、こんなふうに見えてくる!
  • 第4章 見える力を養う方法
    1. ほかの人より少しよけいに勉強する
    2. 新聞を読む
    3. ふつうのものをたくさん見る
    4. 問題解決を極める
    5. 関心の幅を広げ、深める
    6. 思想を持つ
  • 第5章 ものが見える10の小さなヒント
    1. 先に要点を知る
    2. ヒントを先に得る
    3. 分解する
    4. 情報を減らす
    5. 気づいたことをすぐメモする
    6. 比較する
    7. 一部を取り替え
    8. 視点を変える
    9. 複数で話す
    10. 素直になる
  • おまけ ものが見える人は幸せになれる
  • あとがき

いかに人間というものはものが見えていないかということを実例を交えて説き、見えるようになるためのコツが紹介されています。
正直に言えば、大半は既に自分なりに判っていることに思えました。
それなりに経験を積んだ人であれば目次を見ただけで本書の要点の殆どを理解できると思います。
とはいえ、これまでに感覚的にしか掴めていなかった「ものが見えるコツ」を改めて言語化して再確認できたことは貴重な収穫でした。
個人的に最近は様々な事柄の「言語化」の重要性を痛感していましたので、本書で挙げられたヒントを参考にしつつ自分なりの「ものが見えるコツ」を言語化してみたいと思います。