チェリータルト
今日は趣向を変えてお菓子作りのレシピを紹介。
チェリーのタルトです。
毎年この時期、アメリカンチェリーが安く出回る時期に作っています。
まずは生地から。
パート・シュクレ(タルト生地)
(400g分・タルト2枚相当)
- 無塩バター 100g
- 塩 ひとつまみ
- 粉砂糖 80g
- 卵黄 1個分
- 薄力粉 200g
- ボウルに軟らかくしたバターを入れ、塩を加えて泡立て器でかき立てる。
泡立て器を持ち上げたときに軟らかい角が立つくらいにする。 - (1)に粉砂糖を3回に分けて加え、その都度十分にかき立てる。
- 卵黄を加え、更によくすり混ぜる。
- 薄力粉の1/3量をふるい入れ、泡立て器で粉が見えなくなるまでよく混ぜる。
- 残りの薄力粉をふるい入れる。
泡立て器では混ぜにくくなるのでへらに替え、粉が見えなくなるまで混ぜる。
このとき、外した泡立て器に付いた生地も手でこそげ落として加えること。 - 最後は手で一つにまとめ、ぼそつきが無くしっとりしているのを確認してポリ袋に入れる。
- 麺棒で軽く平らに押さえ、冷蔵庫で一晩休ませる。
生地を休ませる時間が短いと粉っぽい仕上がりになってしまいます。
最低でも3〜4時間は休ませましょう。
十分に生地を休ませたら仕上げです。
チェリータルト(20cmタルト型 1台分)
- チェリーは洗って水気を拭き取り、軸を外す。
種ごと焼くと香りが良いので種は取らなくても良い。 - オーブンを180℃に温めておく。
- ボウルに砂糖と薄力粉を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
- 鍋に牛乳を入れ、種をしごき出したバニラビーンズとさやを入れ、弱火にかけて沸かす。
沸騰寸前で火を止め、生クリームを加えて温度を下げる。 - (3)の中央に窪みを作り、ここに卵を加えてよく混ぜ合わせる。
さやを取り除いた(4)の牛乳を2〜3回に分けて加え、だまの無い滑らかな状態に混ぜ合わせる。
キルシュワッサーを加え、漉しておく。 - パート・シュクレを4mm厚にのばし、底にバター(分量外)を塗ったタルト型に敷く。
180℃に予熱したオーブンで20分間、半焼きにする。 - (6)の底にジャムを塗り、チェリーをびっしりと敷き詰める。
(5)を一気に流し込む。 - 180℃のオーブンで30分間、中心まで膨らみ、表面に焼き色が付くまで焼く。
焼き上げたクラフティ生地はどっしりしたプディングのような食感で、ジューシーなチェリーとの相性は抜群です。
安いチェリーが出回るこの時期ならではのスイーツです。
材料には良く熟した味の濃いチェリーを選びましょう。