モンテベルデ プラクティカ ローラーボール

モンテベルデと言えば美しいレジン製のボールペンが主力製品ですが、国内に輸入されていないモデルが多数存在します。
今回のネタもその一つです。

トレードマークとロゴが印字された深緑の紙箱。
モンテベルデとは「緑の山」という意味です。
緑色はモンテベルデのシンボルカラーでしょうか。

中身はシンプルなケース。

ノック式のローラーボール(水性ボールペン)です。
製品名はPRACTICAと記載されていました。
ローラーボールは乾燥を防ぐためにキャップ式が主流ですが、シュミット製のドライセーフのリフィルを採用することでノック式になっています。
他にドライセーフのローラーボールといえば、ラミーのM66リフィルが有名ですね。

このモデルには何種類かカラーバリエーションが存在しますが、これはturquois(ターコイズ)と名付けられています。
所謂ターコイズブルーというよりは、名前の由来となったトルコ石そのものをモチーフにしたデザインのようです。
美しい青地に走る黒いマーブル模様が印象的です。

クリップにはポケットに差し込んでも服の生地を痛めないよう、リング状のパーツが用いられています。
デルタのローリングウィール(車輪)クリップとよく似ています。
モンテベルデの創始者は元々デルタ社の米国総代理店の社長ですので、何か関係があるのでしょうか。

ノックボタンは非常に太く、存在感があります。
トップにはトレードマークの刻印が施されています。
写真では判り辛いですが、単なるプリントではなくしっかりと彫り込まれています。

書き味やリフィル互換性の検証は次回エントリー予定です。
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