小さくてもしっかりクロス的な伸縮式ミニボールペン

カランダッシュ エクリドールXS、レトロ51 トルネード・エリートとミニペンの紹介が続いたので、もう1本続けてみます。
(かなり前に入手したやつですが…)


クロスのミニボールペン、AC219-1です。
元々クロスのカードケース等に付属していた物ですが、昨年頃から単体販売されるようになりました。


収納時の全長は僅か77mmの極小サイズ。
エクリドールXSやトルネード・エリートと比較してもさらに短くなっています。
なんと、あの極小のWalkie Penよりも短いという驚きのミニサイズです。


軸の上部と下部で二つに別れていて、ツイストすると軸全体が伸びると共に、ペン先が現れます。
筆記時には全長が17mm伸び、94mmになります。


筆記時のサイズ比較では、エクリドールXSとほぼ同じ長さになりました。
但し太さが全然違うので、持ちやすさには大きな差があります。
軸の先端側の太さは直径約4mmで、はっきり言ってかなり持ち辛いです。
携帯製を最優先した非常用の筆記具と割り切るべきでしょうか。


クリップにはCROSSの刻印が。
軸の後端はクロス伝統のコニカルトップを思わせる形状に仕上げられています。


リフィルは独自仕様です。
写真の下が専用リフィル、上は一般的な4Cタイプのリフィルです。
太さは同じですが、長さがほぼ半分になっています。
使いかけの4Cリフィルを切断すれば使えなくはないのですが…
ツイスト式・コニカルトップ・独自仕様リフィルと、クロスのボールペンのお約束をしっかり押さえた、小さいながらも極めてクロスらしいペンと言えそうです。


本来の由来に合わせて、メモカードと一緒にカードケースに収納して持ち歩くのも良さそうですが、私はロディアNo.10と一緒に使っています。
Slio-onのロディア#10カバーにぴったりの長さです。


長さはぴったりですが、細過ぎてペンホルダーがスカスカになってしまうのが玉に瑕です(笑)


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