sun-star ノックフリーシャープ

「像が踏んでも壊れないアーム筆入」でお馴染みのサンスター文具のアイデア商品、ノックフリーシャープです。

鉛筆を模したデザインで、「ノックフリー」の名の通りノック機構は搭載されていません。
芯の太さは0.7mm、HBの芯が入っています。

鉛筆の芯を模した口金部は上下に動くようになっており、芯が減って口金が紙に触れると口金の動きにより芯が繰り出されます。
同様の製品が昔流行ったような記憶がありますが、最近はあまり見ません。
他社の現行製品では、フリシャ オートマチックが同様のオートマチック機構を備えています。

消しゴム部分は捻ると取り外せます。
筒状の部品が付いています。

この筒状のパーツは芯ケースで、3本の予備芯が入っていました。
6本くらいは楽に入るようです。


さて、シャープペンシルとしての出来ですが…
芯の繰り出し機構は意外としっかりしており、ノック無しでもしっかり書き続けることが出来ます。
但し、一度繰り出した芯を引っ込めることが出来ません。
迂闊に口金部を触らないように注意する必要があります。


細身の六角形なので持ちやすいのですが、重量感が無いのがちょっと寂しいところです。
標準の0.7mm HB芯はかなり硬いので筆圧をかけないとくっきりとは書けません。
折角の太い芯ですので、もっと柔らかい2B位の芯に替えたほうが良さそうです。
重量感の無さに関しては、ちょっとした工夫で解消できそうなので早速試してみました。

まず、長さを半分位に切断します。

そしてステッドラー900 25 ペンシルホルダーを装着。
これで重量感も増し、ホールド製もぐっと高くなりました。
ノック不要だからこそ出来る裏技です。
資格試験のマークシートや論述筆記に活躍してくれそうです。
芯の補充の度にホルダーから取り出す必要があるのが唯一の欠点です。
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