趣味の文具箱 vol.20 手書きのちから

趣味の文具箱 20 (エイムック 2232)

趣味の文具箱 20 (エイムック 2232)

国内で唯一の定期的に刊行される万年筆専門誌、「趣味の文具箱」20号、本日発売です。
ネタ切れだとマンネリだの文句を言いつつ、発売日にいそいそと買いに行ってしまいました。

取り敢えずは目次の紹介。

  • 超弩級 5000万円! セーラー万年筆「ギメル万年筆」
  • 20号記念! 読者プレゼントスペシャ
  • エス・テー・デュポンCEO アラン・クルべ氏 来日インタビュー
    Hope for Japan ホープコレクション
  • 【注目の新製品情報】
  • 【今時の文具箱】
    • 丸山繊維産業「ふすま地帖」
    • ピネイダー「トラベルライティングデスクセット」
  • 大人のロフトが東京・有楽町駅前に誕生!
  • 【吉宗の文具の茶室】
    揃えたい! 心華やぐ万年筆 厳選10本/文=吉宗史博
  • 新品も中古も大充実!の筆記具店「キングダムノート」
  • 【ヴィンテージの誘惑】
    モンブラン146 気品と実用性を兼備するロングセラー万年筆
  • 【続・万年筆の達人】
    パイロット「ペン・ステーション」/絵・文=古山浩一  
  • 【とっておきの新製品】
    • プラチナ万年筆 #3776センチュリー
    • カラン ダッシュ RNX.316
    • デルタ ドルチェビータ デモンストレーター/ギャラリー コレクション
    • ドイツメイドの万年筆ブランド クレオ・スクリベント日本上陸
    • 注目の最新システム手帳&ダイアリー情報をお届け!
      ファイロファックス/レッツ/アシュフォード/クオバディス/トラストラムス/コクヨ
    • セーラー万年筆 琥珀万年筆
    • 2011年の日本文具大賞
    • マルマン ボストンノート
    • 洗練されたデザインが魅力 オンラインの新製品情報
    • いま注目のヨーロッパ発ペーパーアイテム ファブリアーノ/オックスフォード/カンソン
  • ミックスフリーインクで遊ぶ
  • 使ってわかった、知る人ぞ知る良いペン
    【歴“私”的名品】/文=森 睦
  • 【えんぴつ道楽】その一
    100年前の「はさみ鉛筆」発掘!/文=合田明展
  • ブルー、ターコイズ、ホワイト…
    麗しの清涼ペン50選
  • 【旅は文具を連れて】?
    書く時間を味わう宿「山の上ホテル」/文=小日向 京
  • 【手書きのちから】
    • 「書く」という快楽/文=増田剛
    • 手書き派インタビュー 猪狩裕喜子さん/安藤武博さん
    • 手書きで綴る! わたしにとって「書く」とは?
    • 編集部が提案! 「書く」を愉しむ8つのアイデア
  • 【リフィルだより】
    • 温泉、山、渓谷…群馬の見どころがつまったジョイフル-2 新田店の13色
    • セーラー万年筆の女子社員が考えた「女子いろdays」
    • ブングボックスの新色
  • サイドリバーショッピング
  • 「Ei Stationery」の2012年ダイアリー
  • 文具箱通信
  • 編集部の自腹インプレッション
  • 読者の文具箱
  • 世界の主要筆記具ブランド
  • 万年筆・筆記具取扱店一覧
  • 次号予告

続いて、気になった記事をいくつかピックアップしておきます。

「すてラボ!」が無い

事前に告知されていた編集部のBlogを見て不安に思っていたことが現実に…
いつも楽しみにしていた特集記事、「文房具研究の部屋 すてラボ!」が掲載されていません。
毎回、素人には難しい網羅的な製品評価やマニアックな実験・測定を行ってきた名物コーナーだったのですが、終了してしまったのでしょうか…
次号での復活を強く希望します。

プラチナ万年筆 #3776 センチュリー&本栖


プラチナ万年筆の主力モデル「#3776」がリニューアルされ、「#3776 センチュリー」に生まれ変わりますが、早速詳細なレビュー記事が掲載されていました。
現行モデルとの細かなスペック比較やユーザーレビュー等、参考になる内容です。

デルタ ドルチェビータ デモンストレーター


デルタの人気モデル、ドルチェビータにデモンストレーターが登場です。
ベースモデルはドルチェビータ・ピストンフィリングのようです。
透明軸好きとしては見逃せない情報ですが…
ドルチェビータといえば鮮やかなオレンジ色の軸こそが最大の特徴なので、、透明軸のデモンストレーターがドルチェビータを名乗るのには少々違和感を覚えます。

クレオ・スクリベント上陸


旧東ドイツの筆記具メーカー、クレオ・スクリベントの万年筆が紹介されています。
これまでもノギス付きのボールペンなど、微妙な一部製品は出回っていましたし、万年筆も信頼文具舗さんで細々と取り扱われていましたが、本格的に国内で取扱が始まったようです。
エボナイト製の吸入式万年筆は物欲をそそられます。

カランダッシュ エクリドール


スターリングシルバー製のカランダッシュ エクリドールを取り上げた記事があったのですが、そこで紹介されているグレンドージュの見事なエージングに感動!
非常に渋い燻し銀に仕上がっています。
これまで手入れ不要のロジウムコートされたものを愛用してきましたが、俄然、スターリングシルバー製が欲しくなってしまいました。
ちょうどグレンドージュの復刻版が発売されいるので、明日買ってこようかな…

最近はにわか文房具ブームで、質の悪い文房具本が色々と出版されていますが、やはり老舗の「趣味文」は読み応えがあります。
次号は12月17日発売とのこと。
姉妹誌の手帳本、「NOTE&DIARY Style Book vol.6」も11月12日発売です。
こちらも見逃せません。


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