ウォーターマン クルトゥール クリア

昨日のエントリーで万年筆のキャップの気密性について書きましたが、私的電脳小物遊戯のZEAKさんから、ウォーターマンのクルトゥール・ライト・ソフトもキャップに隙間がありペン先が乾くという情報を頂きました。
そこで思い出したのが、かなり前に入手して放置していた万年筆…
早速引っ張り出してみました。

ウォーターマンの廉価版用の紙箱です。

箱の内側も至ってシンプル。
中身は透明軸の万年筆。

前述のクルトゥール・ライト・ソフトの前身にあたる、クルトゥール万年筆です。
ライト・ソフトはカラフルな半透明スモークですが、クルトゥールはスモーク無しのクリアカラーです。
他にも、青や赤の半透明クリアカラーもラインナップされていました。

首軸や胴軸は透明で、ペン芯とニブが透けて見えます。

ニブはステンレス製。
舶来品にしてはペンポイントは控えめなサイズです。

インク供給方式はカートリッジ・コンバーター両用式。
ロングサイズのカートリッジが1本付属しています。

他社カートリッジとの比較。
上から順に、ペリカンのロングサイズ、ウォーターマン、一般的なヨーロッパサイズ(セネター社製)です。
お尻の形状が微妙に違いますが、長さはペリカンと殆ど一緒ですね。
ロングサイズカートリッジを使う万年筆では一般的な事ですが、胴軸内に突起がありカートリッジをしっかりと押さえ込むようになっています。
カートリッジの装着ミスや、使用中にカートリッジが緩んだり外れたりする心配が無いのは良いですね。

とはいえ、透明軸にはやはりコンバーターでしょう。
これまでインクを入れる機会がありませんでしたが、キャップの気密性の確認も兼ねて使ってみようと思います。
結果は後日報告ということで。
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