ステッドラー 万年筆

あのステッドラーからついに万年筆が発売されました。
但し、子供用です。
たまたま近所の店で左利き用ニブのが売っていたので、左利きの長男の買い与えることにしました。

透明な円筒形のパッケージに入っています。
このパッケージ、スクリューキャップのように回転させて開閉するようになっています。
ちょっとしたこだわりですが、意外な楽しさがありました。

内容物は、ペン本体、カートリッジ2本、説明書(欧州向けと日本向けがそれぞれ1部)、名前シール(2枚1組)、名前シールの上から貼るカバーシール(2枚1組)です。

阪神タイガースを連想させるような黒と黄色の縞模様の軸と、赤いキャップのコントラストが印象的です。
他にも、緑色の軸とオレンジのキャップの組み合わせもあるようです。
インク供給はカートリッジ式ですが、一般的なヨーロッパタイプのコンバーターも装着できました。
カートリッジはショートサイズのヨーロッパタイプ。
胴軸に2本のカートリッジを背中合わせに挿入し、そのまま首軸をねじ込むと、カートリッジが装着されます。

ニブはステンレス製、ペンポイントはイリジウム
軍神マルスをモチーフにしたトレードマークが刻印されています。

ニブの右側面には左利き用であることを示す「L」の刻印。
やや下向きに湾曲したニブは、高い筆圧を想定しているのでしょうか。

首軸はラバー素材です。
学童用万年筆のお約束として、持ち方を矯正する窪みがあります。
首軸根元にも「L」刻印が施されています。
学童用ということで、ペリカーノJr.がライバルになるのでしょうか。
書き味はペリカーノJr.に負けず劣らず滑らかで、価格以上の品質と言えそうです。
デザインは好みが分かれそうですが、個人的にはステッドラーのほうが気に入っています。
机の上で転がり難い3角形のキャップと尾栓も実用的です。
少なくとも、ペリカーノJr.で多発するキャップ割れのトラブルは、こちらでは無縁そうです。
尤も、実売価格はステッドラーのほうが若干高いので、多少の差別化は当然と言えるのかもしれません。
丁度夏休みが始まったところですので、長男には頑張ってこの万年筆で夏休みの日記を付けてもらう事にしました。
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