モンブランホワイトフォレストシーズングリーティングインク2008

クリスマスシーズン恒例のモンブランの限定インクです。
シーズングリーティングインクは毎年変わる香り付きのオリジナル色インクです。
2005年から発売が開始されていましたが、過去3年は茶系や赤系に甘い香りの組み合わせでしたので敬遠していました。
今年は使い勝手が良さそうな色に渋めの香りでしたので、初めて購入してみました。

ボトルはシーズングリーティングインク共通の小振りの30ml入りです。
今年のネーミングはホワイトフォレスト。針葉樹林をイメージしたダークグリーンのインクです。
香りは「パインウッド」、要は松の木ですね。ボトルから直接嗅ぐと芳香剤を思わせる松葉の香りがします。
香りはかなり持続するようで、筆記後かなりの時間が経っても仄かに香ります。

早速筆記テスト。松つながりで色雫松露と比べてみました。上がホワイトフォレスト、下が松露です。
青味がかった松露と比べると、素直な緑色ですね。色雫でいえば深緑に近い色です。
同じモンブランの緑系ではレーシンググリーンが有名ですが、こちらの方がかなり明るい色です。
即席の割り箸付けペンで試し書きしただけですのでフロー等は良く判りませんが、比較的サラっとした伸びの良い感触でした。
フローの良い細字インクに入れれば暗く落ち着いた発色になりそうですし、太字なら渋い緑色のグラデーションが楽しめそうです。
比較的大人しい色ですので、親しい友人への年賀状や寒中見舞の裏書に使ってみようと思います。
(尤も、葉書では折角の香りが飛んでしまいそうですが…)