<ポスト・イット>ノート用レザーカバーL

これまで3種類のPost-it Style MiniNoteを紹介しましたが、一通り使ってみると、やはりロディア等で慣れ親しんだ5mm方眼が一番使い勝手が良いと感じました。
しかし、消耗品として大量に使うにはちょっとコストパフォーマンスが悪いですね。
また、厚紙製のカバーは開閉がやや面倒で、軽快さを損ねています。
これらの不満点が何とか改善できないか色々と調べてみたところ、カバー無しの付箋紙だけ、詰め替え用として販売されていることが判りました。
(元々は数量限定で販売されていた牛革製カバー「Post-it Style MiniNote Leather」の詰め替え用のようです。)
50枚入りで定価262円(税込)で、一般の付箋紙よりは高価ですがカバー付のMiniNoteよりはましな価格です。

さて、次はカバーですが、前述の数量限定の牛革製カバーは既に販売が終了しているようですが、代わりになりそうなものを見つけました。

「<ポスト・イット>ノート用レザーカバー」という商品。
元々は非売品で、企業向けのノベルティ製品だったようですが、最近3Mオンラインストア限定で一般発売が開始されました。
サイズは一般的なロディアNo.11用カバーと殆ど同じ。
「レザーカバー」と銘打っていますが、所謂本革ではなくリサイクルレザー製です。
リサイクルレザーとは、革製品製造時に発生する屑や端切れを繊維状や粉末状に粉砕し、ラテックス樹脂を加えたり圧縮したりしてシート状に固めたものです。
本革同様の吸湿性があり耐久性にも優れていますが、一方で革のエイジングを楽しむと言ったことには向きません。
ビニール素材の合成皮革よりはましと言ったところでしょうか。

中身は無地のPost-itがセットされていました。
サイズはMiniNoteと同じ69mmx100mmです。

中身を取り出してみました。
写真では判り辛いですが、透明な薄いアクリル板に付箋紙が貼り付けられています。
しっかりと張り付いていて、付箋紙をめくる際にアクリル板から全体が剥がれてしまうようなことはありませんでした。

カバーの裏側です。こちらは上側になる部分。
裏地はナイロン布ですが、先端付近のみ表と同様の革製になっていて、ここに書き込んだ付箋紙を貼り付けることが出来ます。

こちらは下側。アクリル板を差し込むスリットの幅はかなり狭いですね。
とは言え、差し込んだアクリル板が不用意に抜けてしまうようなことはありませんでした。
紙カバーのMiniNoteと比べると多少嵩張りますが、十分持ち歩けるサイズです。
カバーはしっかりとした丈夫なものですので、持ち運びの際に中の付箋紙が剥がれたり皺になったりする心配はありません。
紙カバーでは面倒だったカバーの開閉も軽快になり、使い勝手はかなり向上しました。
このカバーに詰め替え用の方眼入り付箋紙をセットするのが、個人的にはベストな組み合わせです。