ハイテックCコレト高級軸

昨日はハイテックCコレトのレフィルケースを紹介しましたが、今日は軸の方の紹介です。
多色ボールペンは以前に散々買い集めたので食傷気味でしたが、コレトのリフィルケースを手に入れたので、ついでに軸も新調する事にしました。
今回入手したのは昨年の秋頃に発売されたミーとルミオの2種です。

まずはミーから。従来品より高級な、上位モデルという位置付けのようです。

カラーバリエーションはポップな色が多く、グレー、ホワイト、ソフトグリーン、ピンク、ブルーの5色です。
その中でも比較的地味目なグレーを選びました。
従来品との主な違いとしては、クリップが金属製に変更された点です。
コレトのクリップは軸と一体のプラ製で、使い勝手が悪かったのですが、Meではかなりまともになりました。


軸の中央部に比較的大きな段差が有るのが少し気になります。
筆記時に邪魔になる程ではありませんが、手帳のペンホルダーなどに挿す際に引っかかる可能性があります。


グリップ部には薄いゴムが貼られています。
滑り止めとしては効果的ですが、個人的には好きではありません。
埃を吸着しやすいし、経年劣化でベトベトになることもあります。
また、先程指摘した段差と同様、これもペンホルダーに挿すのに邪魔になることがあります。

もう1本はこちら。ミーより更に上位のモデルの、ルミオです。

最上位モデルだけに、個包装のパッケージに入っています。
価格は定価で税込1,050円。ちなみにミーは525円でした。
カラーバリエーションはシルバー、ブラック、メタリックピンク、メタリックブルーで、ミーと比べると渋目です。
ビジネス用途を想定しているようですね。


ミー同様、軸の中央には段差があります。
グリップ部のゴム貼りが廃止されているのは良いですね。
塗装はマット仕上げで質感は悪くありません。
黒以外のカラーバリエーションでは金属風の光沢仕上げでした。


2本並べてみました。グリップのゴム貼りを除けば形状は全く同じで、金型は共通の物が使われているようです。
塗装の違いが2倍の価格差に見合うかどうかは微妙ですが、他社の同価格帯の比べても見劣りはしない質感なので個人的には許容範囲です。

ここ1年ほどの多色ボールペンや多機能ペンのトレンドとして、軸の高級化・高品位化の傾向が見られます。
(ライバルの三菱鉛筆 Style-Fitでも高級バージョンの「マイスター」が登場しています。)
機能面での差別化が難しくなってきているが理由だと思われますが、ユーザーとしては選択肢が増えるのは歓迎です。


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