5機能ペン比較 その2 基本スペック
昨日に引き続き、各社の5機能ペンの比較です。
今日はサイズや重量等の基本スペックをチェックしておきます。
一見、どれも似たり寄ったりですが、微妙にサイズが異なります。また、重量はかなりの差があります。
- クリップオンマルチ
- 軸径14.0×全長148.5mm、重量15.4g、リフィル長89.8mm
- クリップオンマルチ1000
- 軸径14.0×全長148.5mm、重量24.9g、リフィル長89.8mm
- クリップオンマルチ2000
- 軸径13.3×全長149.5mm、重量21.0g、リフィル長89.8mm
- ドクターグリップ4+1
- 軸径13.7×全長148.5mm、重量28.4g、リフィル長98.5mm
- 4+1ライト
- 軸径13.7×全長148.5mm、重量16.4g、リフィル長98.5mm
- ジェットストリーム4&1
- 軸径13.2×全長148.5mm、重量23.6g、リフィル長87.7mm
参考までに、STYLE-FITの5色用ホルダーにゲルインク4本とシャープペンシルをセットした状態はこんな感じです。
- STYLE-FIT 5色
- 軸径13.5×全長145mm、重量14・1g、リフィル長98.5mm
数字だけ見ても今一つ良く判りませんが、注目すべきポイントをいくつか挙げておきます。
- ドクターグリップ4+1、4+1ライトのリフィル長はSTYLE-FITシリーズと同じなので、加工無しでリフィルを流用できる。
逆に、STYLE-FITより短いHI-TEC-Cコレトやスリッチーズのリフィルを流用することは難しい。 - クリップオンマルチシリーズとジェットストリーム4&1はSTYLE-FIT、コレト、スリッチーズのリフィルを流用する際には長さを調整する必要がある。
調整の手間さえ惜しまなければリフィルの選択肢は多い。 - ジェットストリーム4&1のリフィル長は他のジェットストリーム多色・多機能ペン(Fシリーズ含む)と同じ。
ジェットストリーム多色用のボール径0.5mmや1.0mmのリフィルを流用できる。
(STYLE-FITにはボール系0.5mmの油性ボールペンリフィルは存在しない) - 細いのがよければジェットストリーム4&1かクリップオンマルチ2000だが、細いペンホルダーに挿すならラバーグリップが無いクリップオンマルチ2000が有利。
- ドクターグリップ4+1の重さは圧倒的。消しゴムが付いてないSTYLE-FITは流石に軽い。
重量やサイズ以外に注意すべき点としては、色の配置でしょうか。
キャップ側から見て、クリップを上(12時位置)にした場合の色の配置は以下の通りです。(反時計回り)
パイロットと三菱鉛筆は同じ配置で、ゼブラだけ異なります。
右手で持ったときにクリップの右(手前)になり、親指で一番ノックしやすい位置に、黒のレバーが配置されているのは各社共通です。
使用頻度の高い黒が一番使いやすい位置に配置されているのでしょう。
ちなみに、一番使用頻度が低そうな緑の位置も各社共通です。